悶々モンゴル

モンゴルブログはじめました

砂漠の町 サインシャンド 後編

こんにちは

いかがお過ごしですか?

モンゴルはさらに寒くなり、最近は-30度前後も普通になってきました。

この国は、こんなに寒く、冬に凍結することがわかっていただろうに、一部の道や広場が大理石で作られています。そんなもんで、まあ滑ります。知人の1人が骨折してしまったみたいです。心配です。

どうやらモンゴルでは、申年は寒いというのが定説らしく、(十二支はモンゴルも共通であります)その通り今年は去年よりも寒い気がします。

30分の通勤の間にまつ毛はもちろん、帽子からわずかに出ている髪も凍り、着いた頃には白髪のおばあちゃんのようになります。出不精に磨きがかかりますね。

 

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記録も兼ねモンゴルの夏の旅行について。夏の写真を見ていると気もまぎれます。

5月末に行ってきたサインシャンドの続きです。

前編は2つ前に。

 

おっぱい岩の後、山の上にあるBayanzurkh Uul 通称黒い山と呼ばれるお寺に行ってきました。

 

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頂上にちょろっと見えるのが本殿みたいなのですが、宗教上女性は頂上までは行けず。

 

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天気も良かったので、タルチョもきれい

 

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頂上からの景色はこんな感じ。ほんとになんもないですね。まあ、確かにちょっと黒い。

 

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モンゴルではお祈りをするときに、お米やお菓子をお供えしたり、ミルクティーやウォッカを撒きます。今回は知り合いのモンゴル人の方の指導により、ウォッカを持参。

撒いてきました。そして、このお寺では、願い事を書いて燃やすと叶うと信じられており、祈願してきました。

 

こういうお寺に行って感じるのは、モンゴルの方はとっても熱心にお祈りされます。

老若男女問わず。ぱっと見チャラそうな、ガンガンにタトゥー入っているお兄さんとか、派手な洋服きたお姉さんもお寺に行くと熱心にお祈りします。

なんか、素敵な光景だなと。

なんとなくそんなに熱心に祈る文化がなく今まで生きてきたので、真剣に祈るというのは未だに私にとっては難しいです。

 

そしてこの旅でテンションが上がったのが、砂漠にある商店です。

見た目普通のゲルなのですが。

 

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中身は商店でした。

 

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そしてこのちっちゃなゲルがお店・銀行・喫茶店を兼ねていると。多機能。

とってもわくわくする場所でした。一応看板はあるのですが、私はこんなとこに店があるなんて思えないので、まず気づきません。

そんな感じでモンゴルの田舎はRPG感満載で楽しいのです。

ちなみに、この写真はストックの写真ではなくて、この状態で売ってます。

 

そして、安定の乗ラクダ。

この国に来てからよく動物に乗るようになったんですが、ラクダはゆっくり。おとなしい。眠くなります。ですが、こぶの感触はとっても気持ちいいです。

一生触ってられる。

 

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旅のごはんはもちろんモンゴル料理一択。

 

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これは、ホルホグといって、羊の肉を石といっしょに焼いた料理なのですが、

まー肉々してます。こんな料理にもすっかり慣れちゃいました。

 

そんなこんなで2泊3日でいってきたサインシャンドは、とってもいいところでした。

首都から割と行きやすく、見どころたくさん。もう一回行きたい場所の一つでした。

 

 

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 みなさま、あと半年ちょいで帰ってしまうので、是非お越しくださいね

ではまた

 

また冬がはじまる

こんにちは

大変ご無沙汰しておりました。

小沢健二第二子誕生。おめでたい限りです。

 

ここ最近はというと、いろんなことがありました。

このブログをさぼっている間にモンゴルの短い夏が始まり、気づいたら終わっていました。

今回、写真と文は全く関係ありません。動物が溜まってきたので動物推しです。

 

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モンゴルの暦では秋になるのですが、日本の感覚では冬。気温は0℃前後。雪もすでに降り、すでに万全の冬装備です。

 

この夏は唯一フルで過ごせる夏という事で夏休みをいただき、いろいろ旅行やら出張やらに行ってきました。

その話はきちんとこれから書こうと思います。

 

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そんなこんなしていたら、配属先がなくなりました。

6月末にあったモンゴル四年に一度の選挙により、私の配属先であった産業省の終了が告げられ、部署ごと農牧省に移動することになりました。

もともと産業省自体も少し謎でしたが、さらに自分の専門とは大きくかけ離れた農牧省に行くことになりました。

新しい配属先自体での活動はまだまだ始まったばかりですが、一悶着、二悶着あり、ようやく落ち着いて活動ができる様になってきました。

 

が、モンゴルは選挙によって本当にたくさんのことが変わりました。

日本だと、政権が変わっても大きな変化を肌で感じることはなかったのですが、

モンゴル変わりますね。地方のお役所や、国公立大学などなど、至る所の偉い人が変わったり。

そのせいで仕事がなくなった人もたくさんいました。

今回の選挙では暴動は少なかったのですが、毎回選挙のたびに不利・有利になる人がいる為、激しい暴動が起きたりするのです。

私の部署自体も前の産業省のころは10人以上いたのに、そのまま異動で来ている人は4人だけ。

残りの同僚は他の仕事に就くことになったようです。求職中含め... 

改めて、モンゴルで落ち着いた生活を継続していくことの難しさを感じます。

 

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そんなこんな一年以上経って、最近、海外で生活をする外国人としての在り方を考える様になりました。

最近某アメリカ人野球選手が日本でプレーをしているのですが、彼自身とても明るく、魅力的な人物で言葉関係なしにチームに溶け込んでいて、ファンにも大人気で。

それを見て、やっぱ陽気で元気であることは外国人として一番大事なんじゃないかと思うようになりました。

言葉がわからなくて、ギャップを感じることも沢山あって、つい内向きになってしまうのですが、何もわからなくても陽気でいることは大事だなあと最近考えたのでした。

ま、そういうわけで配属先も変わったこともあり、仕切り直して、残りの9ヵ月陽気に努めていきたいと思う今日この頃です。

 

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では、次回からは写真多めの、モンゴルの素敵な夏について書いていきます。

まじめに更新します。

 

 

砂漠の町 サインシャンド

こんにちは

ムラのある更新っぷりに性格がでまくりですね

 

先週、日本から家族の来蒙に伴いモンゴル国内旅行に行ってきました

場所はウランバートルから南に約450㎞ドルノゴビ県都のサインシャンド

 

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初めての南モンゴルですね

日本との関わりで言うと、静岡県がドルノゴビ県と友好協定を結んだりしています

 

ゴビっていうとゴビ砂漠でおなじみですね、砂漠の町に行ってきました

砂漠は何度行ってもわくわくしますね、大好きです

 

行きはバスで約7時間。珍しく定時に発車。道も舗装道路でかなり快適な旅でした

道中印象的だったのは、ひとりの子供がタブレットで急にモンゴル国歌を流し始めたところ、乗客の何人かが一緒に歌い始めたこと

やっぱりモンゴルの人はモンゴルのことが大好きで、国歌も大好き

日本だと絶対こうはならないな、なんて思いつつ...

 

そんなこんなでサインシャンドに到着

そのままさらに車で約40㎞移動。モンゴルで有名な僧院ハマリンヒードまで行き、この日は恒例のゲルに宿泊

砂漠の夜は思ったよりも快適に過ごせました

 

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翌朝、パワースポットとして有名なエネルギーセンターにパワーをもらいにいきました

エネルギーセンターというとかなり胡散臭いのですが、モンゴル語でエネルギーントゥブ、直訳するとエネルギーセンターなので仕方ありません

 

日の出の時間に行くと、朝日でパワー倍増らしいので、早起きして出発

砂漠の中に突然現れる建造物、ロケーションは抜群です

 

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 入口は怪しげなお顔が迎えてくれます。ちなみにこの顔はブッダの顔だそうです

 

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敷地内左右にある赤い土が盛ってある場所でエネルギーがもらえるらしく、

みなさん寝転んだり、両手を空にかざしたりしてエネルギーをもらっていました

 

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名前はかなり胡散臭いのですが、想像以上に素敵な場所でなんとなくエネルギーをもらった気分になれます

 

そして次はラマ僧修行の為の洞窟へ

 

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こんな洞窟の中でかなりの長い間籠って修行をするとのこと

 

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洞窟内からの景色は砂漠のみ

 

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お供え物もカラフルでたくさん。穀物とかお菓子とか

 

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こんななんもないとこで、しかも冬は死ぬほど寒いモンゴルで洞窟にこもっての修行

想像するだけでしんどいですね

 

洞窟のまわりにタイミングよくラクダが散歩中

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白いラクダにも初めて会うことができました

 

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ラクダは動物の中でもかなり好きな方で、ラクダ顔の人も好きです

 

そんでもって次はおっぱい岩に

 

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ここは子供が欲しい人がお祈りに来ると子供を授かることができると言われており、

この岩に牛乳を撒きながら祈ります

予定もないけど一応祈っておきました

 

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牛たちが、周りにたむろしていて、撒いている牛乳を舐めていました...

なんともいえないですね

 

そんなこんなでとってもいいとこなんです、サインシャンド

まだまだあって長くなりそうなので、また次にしようかと

 

それではまた

 

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春が来た

こんにちは

 

ご無沙汰です

モンゴルに来て早いもので10か月

慣れたこともあれば、いつまでたっても慣れないこともありますが

なんとか元気に生きています

 

度々寒い寒いと騒いでいた冬が終わり、モンゴルにも漸く春が来ました

モンゴルの春はというと、日本でいうところの三寒四温を10倍くらい極端にした感じ

 

あったかいなーなんて調子に乗ってると、急に雪が降り始めたり、突風になったり

つい先週も雪が降り、ほんと勘弁して欲しいです

 

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同僚からは自慢げに一日で四季が全部味わえるでしょ?って、そうですね

そんな理由もあってモンゴルの人はあまり春が好きじゃない人が多いみたいです

 

春といえばもう一つモンゴルらしいことが

遊牧民の家畜たちの出産ラッシュです

 

この時期に遊牧民の方のお宅にお邪魔すると、

ちょうどかわいいサイズの動物たちにたくさん会えます

 

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そしてお宅にもお邪魔させていただきました。

 

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モンゴルの家庭では来客の際のおもてなしがかなり豪華

この時は、スーテーツァイ(ミルクティー)にはじまり、お菓子タワー、茹で羊肉。この辺は定番ですね

茹で羊肉は何度見ても安定のインパクト。ナイフでおのおの切っていただきます

 

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そして今回初めて食べるモンゴル料理をふるまっていただけました。

名前はハエルマグ。スーパーカロリーフードです。

作り方はフライパンに油(結構な量)

小麦粉、砂糖、そして牛乳?ヨーグルト?を加えて練っていきます。

そしてそのままパンにつけたりして食べます。

 

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なんというんだろう。

とにかくとても甘いのですが微妙に酸味があって、無理やり例えるとしたらチーズケーキにちょっと近いかなという感じ。おいしい。

 

 

そんなこんなで、もうちょっとでいい季節がやってきます

夏のモンゴルはいいですよ

去年は来蒙直後であまり堪能できなかったので、

今年は存分にモンゴルの夏を楽しみます

遊びにきてね

 

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モンゴルの海

こんにちは。

最近のモンゴルはだんだんと暖かくなってきて、モンゴルの人が一番嫌う春の季節がやってきました。

この理由についてはまた追い追い。

 

先日、モンゴルの旧正月のお休みを使って、モンゴルの海に行ってきました。

ウランバートルから北西に800㎞弱、バスで約12時間。フブスグル県というところです。

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私は日本にいるときは車酔いとは無縁だったのですが、モンゴルの道はきちんと舗装されていないのと、標高が高いせいなのかモンゴルに来て、長距離移動だと激しい車酔いに襲われます。

ですが今回、幸運なことにフブスグルまでの道はわりとまともで車酔いせず。が、バス車内が極寒でした。

とにかく普通に快適に旅行させてくれないこの国です。

 

12時間の極寒バスを経てやっと着いたのがフブスグル県にある巨大な湖フブスグル湖です。

もちろん、モンゴルは内陸国なので、海はありません。

しかし、モンゴルの人はこの大きな湖を”海”と呼んでいます。

モンゴル語には湖という単語ももちろんありますが、この大きな湖に関して彼らは”海”と呼んでいます。なんとなく内陸国ならではの寂しさを感じます。

 

ここは夏の時期は避暑地として有名で、多くのモンゴル人や欧米人も観光に来るモンゴルではかなり有名な観光スポットです。

ちなみに夏はこんな感じ...らしい。

 

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今回なぜこんな寒い時期にそこに行ったかというと、一つの目的はモンゴル料理の肉々しさに辟易していて、とにかく魚が食べたいという。

いつもは中身に香りの強い羊肉が入っているホーショールやボーズも(日本で言うとあげ餃子と蒸し餃子のような感じ)このフブスグルでは中身が魚のものを食べることができます。これはホーショール。

 

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 めちゃくちゃ美味しい。普段食べているホーショールとかボーズの100倍美味しかった。中身は魚を茹でてほぐしたものと、玉ねぎと塩。

 

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中身は何の魚?と聞くと、そこの海の魚と言われ、種類もわからなければ、そもそも海じゃないし、なんにもわかりませんでした。

 

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このボーズっていう蒸し餃子は、モンゴル人のお宅にお邪魔したりすると、かなりの確率で遭遇し、そして、食べろ、いっぱい食べろ、とかなりの量を食べさせられるもので、そのトラウマのせいもあり、イメージがかなり悪くなっていたのですが、今回初めておかわりしたい、って思うほど美味しいボーズに出会うことができ、本当にうれしかったのです。

また、これを食べに行くだけでもここに来たい…と思うくらい。

多分日本にいたらそうは思わないんだろうけど...

 

そして、もう一つの目的が、凍った湖が見たいという。

凍ってました。きれいに。

 

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残念ながら、前日に雪が降ったため、広大な氷の湖をみることはできませんでしたが、

こんな感じで。真ん中くらいちょっと光って見えるのは氷です。

 

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普通に歩けるし。車もガンガン通ってます。

凍った湖の底は水が閉じ込められていて、それが波打っており、その音が厚い氷越しに聞こえるので、何とも言えない鼓動のような音が聞こえてきます。

なんとも神秘的な音なのですが、まわりに誰もいなく、何もない場所なので暗くなってくるとちょっと恐怖。

 

氷の上を散策しているときに、宿泊先のおばちゃんが、大声で急に追いかけてきてくれて、その方向に行くなと。

一応極寒とはいえ氷が薄い部分もあるそうで。恐ろしい。ありがとうおばちゃん。

 

今まで、寒い寒いと散々言ってきましたが、今回の旅行がモンゴルで経験した中で一番の寒さでした。

当然外も寒いのですが、泊まったゲルも室内に置いてあるバケツの水が凍り、タオルも一瞬で凍ります。

ゲルの中に薪ストーブがあるのですが、夜中起きたら火が消えていて、つけようと思ったら寒すぎてi phone電源はいらないし、懐中電灯も同じく。

真っ暗闇でライターもなんか凍って途中で火がつかなくなって、本当に死ぬかと思いました。

 

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調子に乗って馬ぞりなんかしてみたのですが、寒すぎて寒すぎて。

ひいてくれるおじちゃんの顔、最後めちゃくちゃ凍ってました。

 

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そしてまた12時間の帰路。

この時期は旧正月のお休みの時期でバスの予約がいっぱいで、ミクロと呼ばれるハイエースみたいなのにぎゅうぎゅうになって帰りました。

また、このミクロが死ぬほど寒かった。そして治安悪い。

酔っぱらいのおっちゃんが外国人である私たちをからかってきたり、夜中急に信じられない爆音で音楽をかけたり...まあ、相当しんどかったですが面白い旅行でした。

 

モンゴルに行くと決まり、非常に恐れていた初めての冬もこんな感じで無事に乗り越えることができました。来年はもういいかな。お腹いっぱい。

 

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それではまた。

 

モンゴル音楽事情

こんにちは

 

ご無沙汰しております。

モンゴルに来て、はやいものでもう7ヵ月。

もう-20℃なんてあったかいと思えるほどに成長し、なんとか生きています。

 

そうなんですよ。モンゴル生活慣れちゃって、全然普通すぎて。

あんまり新しいこともないわけで、モンゴル音楽事情です。

 

 

‐移動編‐

まずは、国内でのタクシー移動やバス移動でびっくりするぐらいの遭遇率でかかっている、Mongol duuと呼ばれる日本でいうと演歌みたい感じの音楽。

モンゴル人、おんなじ曲を死ぬほど繰り返し聞くので、いやでも覚えます。

6時間のロングドライブでCD一枚とか普通なので、地獄です。

 

そんな中で特に遭遇率の高い曲を。

 


Setgeliin bulag Dalantai Erdenetsetseg Сэтгэлийн булаг Далантай Эрдэнэцэцэг

 

Сэтгэлийн булагという曲で、直訳は感情の泉かな。あってるかな。

この曲、びびるくらいパワープレイです。
多分モンゴルに来て一番最初に覚えた曲です。

 


Turmandah Jargaltai yavna hoyulaa Төрмандах Жаргалтай явна хоёулаа

 

жаргалтай явна хоёулаа という、2人で幸せにいこうぜ的な曲です

途中謎のドラマ仕立てのところもあり、すっごい謎なプロモ。

あ、でも草原やゲルの感じはほんとモンゴルの田舎まんまなので、

こんなとこ来てみたかったら是非モンゴルへ。

 

モンゴルは広いので長距離移動が多いのに、

こんな感じの曲を5曲くらいのラインナップで繰り返し聞かされます。

道も悪いし拷問です。ほんと狂うかと思った。

 

 

 

‐道端編‐

海沿いのヤンキーの車みたいな感じで、モンゴルの道端ではカーステがガンガンにかかっています。

道端での遭遇率No.1はなぜかフランス人アーティストのこの曲です。

 


Tez Cadey - Seve (Official Video)

 

このTez Cadeyさん、先日来蒙されてて、なぜならモンゴルギャルたちの熱烈なラブコールがあったからだそうです。

ちなみにモンゴルの若い人はクラブ大好きです。

よく、行こうよ!って言われますが、結構危ないらしいのでまだ未体験。

そのうち行ってみます。

 

 

HIPHOP編‐

モンゴル語HIPHOPがアツいと他の日本人から聞いていたのですが

こんな感じ...

 

 

ちなみに大サビは、何?何?どうしたの?何て?みたいこと言ってます。

この中の1人のGeeさんはモンゴルでそこそこ有名なラッパーだそうです。

謎の海外ロケ。

 

 

‐ライブハウス編‐

モンゴルの友人に連れていかれ、ライブに行ってみました。

モンゴル版マンウィズがいました。

 


Mohanik - "Чонон Бүжиг" / "The Wolf Dance"

 

ロックとモンゴルの伝統音楽をミックスしているバンドだそうです。

ライブの時はこの狼かぶってくれてなかった。残念。

 

 

こんな感じでかなり偏りはありますが、モンゴル音楽事情でした。

 

モンゴルでは来週からお正月のお休み。中国と一緒でこっちも旧正月なのです。

ちょっとゆっくりしてきます。

 

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それでは、また

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉と爆買いとワシントン条約

こんにちは

 

だいぶあいてしまいました

この1ヵ月の間にあったことをすこしずつ

 

 

まずは今月頭に温泉に行ってきました。

モンゴル唯一の温泉で、ウランバートルからバスで西に8時間

 

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個人的に海外旅行での長距離バスが大好きで、

特に途中休憩立ち寄りスポットの何とも言えない雰囲気がたまらなく好きです。

モンゴルの途中休憩スポットはこんな感じ。

 

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特に大きな建物や駐車場があるわけでもなく、

小さな食堂と商店が並んでいるだけ。

キリル文字のカラフルな看板と茶色い砂だらけの風景でオアシス的な雰囲気です。

久しぶりに海外旅行気分を味わいました。

 

8時間後ツェツェルレグという小さな街につくと普通にブタがいました。

 

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そこから更に、2時間ほど山道を車で進み、

 

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途中、川なんかもそのまま乗用車で突っ切って目的地ツェンケル温泉に到着です。

 

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黄色い木々と馬たちを見ながら温泉に入れます

夜は星空温泉で、もちろんゲルに泊まります。

最高なやつです。

 

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モンゴル温泉に感化され、日本の温泉宿に行きたい欲がMAXになりました。

 

 

そして最近、日本から高校時代の友達が来蒙しました。

ちょこちょこウランバートル市内を案内したのですが、

彼女が一番テンションあがっていたのがデパートの1階にある食料品売り場でした。

ノミンデパートというモンゴルで最大級のデパートで、私の家は近所なのでかなりお世話になっています。

 

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上の階には、northfaceやcolumbia、MANGOなんかも入っていてモンゴルにしては、かなりのラインナップです。

 

私は最早こっちの相場になれてしまているので、普段は買えない様な高い食材(キャビアとか!)や、高いビールなどをポンポンと籠に突っ込んでいく彼女に驚愕しました。

ある国の人たちの日本での爆買いを思い出しました。

 

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最終的に二人でこの量。(でも意外と4000円程度)

ビール・馬乳酒・ソーセージ・キャビア・もろもろ乳製品という感じ。

そのあと家で宴会をしましたが、もちろん食べ・飲み切れるわけもなく、

我が家の冷蔵庫を豊かにしていってくれたありがたい友人でした。

友人がわざわざモンゴルまで来てくれるのはうれしいものですね。

 

 

そして最後に活動に関して少し。

来月日本で開催される見本市にモンゴルから4社ほど出展することになり、

それに際してもろもろのサポートをしています。

 

そこでネックになってくるのが税関やらなんやら、もろもろの手続きで、

ちょっと調べてみると、とある製品を日本へ持ち込む際に、

ワシントン条約に抵触する可能性があるとかないとか…

 

ワシントン条約とかもう、高校生以来ですよ聞くの。

あまりにもわからなさすぎて、笑ってしまいました。

勉強します。

 

無知な人間にとって、日本へ輸出をするということが、

いかに大変なのかということを改めて実感します。

商社のありがたみを感じます…

 

もうちょっとでモンゴル生活も4か月。

早いものですね。

 

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ではまた